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アメリ

2015年11月22日 22:36

先日、愛馬アメリが引退しました。
いつか来るのは分かっていたけど、いざ引退となると寂しいですね。
ここではアメリとの思い出を、当時の記事などを読み返しながら振り返っていきます。
全24戦中20回現地へ応援に行ったので、旅の思い出も交えつつ書きます。


- 2009年 -

このニュースを見てとても驚きました。まさか・・・あのアゼリが日本に来るなんて。
当時はアメリカの馬産業界が弱っていた頃で、日本は円高のピークあたり。
さらにドバイ陣営が買いに来なかったことなど、色々重なっての幸運だったそうです。
でもその時は、まさか自分にも影響が出てくるなんて思いもよらず。

- 2011年 -

募集予定馬リストを見て目玉が飛び出るほど驚きました。
アゼリの2010、セールの時にお腹の中にいた仔が募集されているのか。
カタログには・・・

米国G1競走を11勝し2002年のエクリプス賞年度代表馬、そして米古牝馬チャンピオン(3 回)の栄誉に輝いたアゼリ。その産駒をノーザンファーム生産馬としてラインナップすることができました。5月生まれの本馬は現状では小柄に映りますが、深い胸と容積十分なトモがしなやかな曲線で連動した美しいシルエットを描いており、今後の伸びしろが大きい馬体です。短めの背中を基点として振り子にも似たリズミカルかつ雄大な動き、トモの踏み込みの深さは本馬の充実した筋肉の質の良さを証明しています。世界と戦うべく夢を抱かせてくれる本馬、そのステータスを手にしてください。

と、多少盛り気味なサンデーのコメントにしても、やり過ぎなくらい書かれていました。
出資の決め手は、これだけの良血を持つチャンスなど滅多に来ないと思ったから。
それでも未知の血統に5000万は高過ぎたのか、入会2年目のヒヨッ子実績でも出資決定
世界的良血馬を愛馬にする、またとない機会を得ました。

IMG_8412

その年の秋ツアーで初対面も果たしてきました。

- 2012年 -

3月、まずは馬名が決まります。
一度ジャパンスタッドブックのHPに、「オクスフォス」という謎の馬名で登録されますが、公式に記載された馬名は「アメリ」。手違いなのか何かの理由で覆ったのか。
ダジャレっぽいネーミングとはいえ、映画のタイトルから素敵な馬名を付けてもらいました。
8月に天栄経由でしがらきへ移動し、10月には栗東へ。以降一度も北海道へは戻らず。
11月のWSJSの週に母の主戦だったマイク・スミスJを迎えデビューするなんて話もありましたが延期。

メイクデビュー新馬(2着)
アメリ

その翌週、中京の芝1400でデビューすることになりました。
中京に行ったのはその時が初めて。競馬場駅からの遠さには驚かされました。
よく追い込むも2着まで。本馬場入場からずっとドキドキしっぱなしだったことを覚えています。

3歳未勝利(10着)
必勝を期して2戦目の阪神。しかし、謎の大敗を喫してしまいます。
2着はのちのオープン馬ヒュウマ。

- 2013年 -

3歳未勝利(3着)
アメリ

実績のある中京に戻し、凄い脚で追い込むも3着まで。
勝ったのはのちのオープン馬メイショウライナー。
18切符を使って、行きと帰りを違う鈍行ルートで行ったのは楽しい思い出です。

3歳未勝利(5着)
掛かったりで最後の伸びを欠きました。
現役期間を通じて(特にパドックで)落ち着きのないタイプの仔でした。
ここは現地観戦せず。結果も微妙でいよいよ焦り出します。

3歳未勝利(4着)
それでも血統的にダートなら確勝だろう!などと思っていた初ダートはまさかの4着。
これは本当に焦りました。まさか未勝利引退なんてことはないだろうな・・・。

3歳未勝利(1着)
アメリ

宝塚記念当日、ここでダメなら・・・と覚悟を決めて、激混みの競馬場で応援してました。
今までの鬱憤をまとめて晴らすように、逃げて7馬身差のぶっちぎり!
アメリカ血統のこの仔には、重馬場のダートのほうが質が近くて向いているのかもしれません。
こんなにスッキリするレースは滅多にありません。ここが自分の中でのベストレースです。

3歳上500万(2着)
アメリ

次の小倉は飛行機で日帰りという弾丸ツアーで行きました。本当にレースだけ見て帰ってます。
とにかく暑かったです。競馬場であんなに暑い思いをしたのは、後にも先にもありません。
昇級初戦としては上々の2着。

3歳上500万(10着)
断然人気に推されるも、ペースが速過ぎたのか大敗してしまいます。

3歳上500万(5着)
地元の隣県福島での出走ということで、山道を車で飛ばして行ってきました。
距離は再び1700。ゆったり進め過ぎたのか、直線入った時点で勝負あり。距離も長かったかも。
500万突破が少し心配になってきました。

3歳上500万(1着)
口取り申し込みを忘れてしまい応援に行かなかったレース。何とこのレースで2勝目を挙げます。
4角先頭の王道競馬。近走が振るわなかったし、この走りにはちょっと驚きました。

- 2014年 -

古馬になり、以降しばらくは1000万での戦いになります。
血統的に晩成だと思っていたので、通用するのか不安を抱きながら期待もしていました。
そして、ここから驚くような成績を残すことになります。

4歳上1000万(2着)
アメリ

手始めに牝馬限定戦でアルボナンザの2着。ここは勝ったと思いました。

4歳上1000万(2着)
アメリ

次は牡馬相手。ナリタハリケーンの2着

4歳上1000万(2着)
アメリ

続いて、のちの重賞勝ち馬ダノンレジェンドの2着

4歳上1000万(2着)
アメリ

そしてラストはオメガセニョリーナの2着
1000万に昇級してから、4戦連続2着となりました。
全てのレースが最終レース。メインで負けた人を何人も2着付け馬券で救ったはず。
いつしかネットでもネタにされていて、思わぬところから人気が出てきました。
後になって振り返ってみると、ここがこの仔にとって全盛期だったのかもしれません。

4歳上1000万(3着)
次のレースは現地観戦せず。メンバーも楽そうだったので必勝と思っていたのですが、まさかの3着に敗れてしまい、連続2着記録も「4」で途切れてしまいました。どうせ途切れるなら勝ってほしかったものです。

3歳上500万(1着)
アメリ

500万に降級し仕切り直しとなった一戦は、北陸ルートを車とサンダーバードを乗り継いで日帰り遠征。
1000万であれば届かないような位置取りで進めるも、格の違いを見せ付けて圧勝
キッチリ差し切って3勝目。結局これが最後の勝利となります。

3歳上1000万(3着)
昇級馬ながら実績はナンバーワン。断然人気で迎えた秋初戦は、不運にも発走時にゲートに顔面をぶつけてしまい後方から進める羽目になり3着まで。

3歳上1000万(6着)
敗因はしっかりしていたので人気落ちもなく、引き続き本命で迎えた次のレース。
今度は勝負所でハミを取らずに全く伸びず、1年続いた連続馬券圏内の記録も途絶えてしまいます。
ここから何か色々と歯車が狂い始めたような気がします。

3歳上1000万(10着)
1年半振りの芝レース出走も、見せ場なく10着に敗れてしまいます。
距離も長かったかもしれません。

- 2015年 -

4歳上1000万(4着)
休養を挟んで芝で続戦。初めて府中に登場。
芝は不向きだと思い、早くダートに戻ってほしいと思っていたのですが、ここで思わぬ好走。
そして、本賞金は5000万を超えました。
収支はともかく、これで評価以上に走ってくれたことにはなります。

秋川特別(13着)
5歳でようやく特別レースに出走しました。
平場とは違う雰囲気に少し感動したのも束の間、距離が長かったのかシンガリ負け。

相模湖特別(7着)
特別レースが続きます。伸びかけたところを前が壁になってしまう勿体ないレース。
芝でも1400ならある程度勝負になるところを見せてくれました。先約があり現地へは行けず。

TVQ杯(10着)
アメリ

小倉では初めてメインレースも経験できました。
3歳時は日帰りでできなかった博多観光も少しだけやってきましたよ。

3歳上1000万(8着)
アメリ

そして先日、最後のレースを終えました。
調子を戻す前に定年になりそうとのことで、早期引退の判断が下りたようです。
まだ4か月くらい残っているので1戦でも多く見たかったのですが、これは仕方ありませんね。

募集当初は繁殖用などと言われていた仔が24戦も走ってくれて、募集額以上に稼いでくれました。
現役期間を通して一度も大きな故障をしなかったのも立派。
2度も口取りに参加できたし、この仔を通じて多くの方と知り合いにもなれました。

出資理由にも書いたとおり、これ程の良血馬に出資することはこの先ないかもしれません。
十分すぎるほど楽しめたし、存分に夢を見ることもできました。本当に出資して良かったです。
繁殖用と言われたくらいだし、名牝への道のり、アメリにとってはここからが本番かもしれません。
いったん夢は終わるけど、続きは産駒で見ることにします。きっと募集されると信じてます。

ひとまずはお別れです。
お疲れさま。

アメリ(牝 2010産)
父 Distorted Humor
母 アゼリ (母父 ジェイドハンター)
成績 24戦3勝 [3-6-3-12]
3歳上500万(2回)、3歳未勝利



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