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名馬たちに会ってきた 第44回 ローエングリン

2012年12月11日 22:31

今週は牡馬の2歳チャンピオンを決める、G1朝日杯FSです。
種牡馬としてはマイナーながら、そこに2頭の産駒を送り出す(予定)のがローエングリン。
自分にとってとても思い出深い馬で、愛馬以外では一番かもしれません。

ローエングリン

父 シングスピール
母 カーリング (母父 Garde Royale)
戦績 48戦10勝
中山記念①2回、マイラーズC①2回、ムーラン・ド・ロンシャン賞②

デビューは2歳の10月。自分にとっては初めて参加したPOGの指名馬で、その中の最初のデビュー馬でした。結果は2着でしたが、秋天当日の2戦目を圧勝。もう1勝しクラシックに進むも皐月賞出走は抽選に。7頭中2頭の狭き門に阻まれ、前日の若草Sに出走。そこをキッチリ勝ち、ダービーこそは出走できると思ってました。
しかし、今度は4頭中3頭が出走できるにも関わらず落選。なんてことでしょう・・・やむを得ず出走した駒草賞を勝ち。春クラシックは出走を希望しながら、結局走ることなく終えてしまいました。
しかしそれでは終わりませんでした。フルゲートにならなかった宝塚記念で激走。3歳馬の歴代最高着順となる3着に入り、秋の飛躍を誓います。

ローエングリン

秋は神戸新聞杯と菊花賞(勝ち馬ヒシミラクル)で大敗しますが、キャピタルSとディセンバーSを連勝し、マイル路線に活路を見出します。
古馬になると、いよいよ素質が開花。東京新聞杯こそ2着と落としますが、中山記念とマイラーズCを連勝し、安田記念を1番人気で迎えることに。
早めに先頭に立つも、復活したアグネスデジタルらの3着に敗れます。
そして夏、同期同馬主でライバルの1頭、テレグノシスと共にフランスへ遠征。2走したうちのムーラン・ド・ロンシャン賞では、当時ヨーロッパのトップマイラーの1頭だったネブラスカトルネードに最後まで食い下がり、2着に入ります。勝てはしませんでしたが、一瞬だけ世界の頂点が見えました。
秋も香港に遠征し、香港マイルで3着に入ります。

5歳シーズンはG2までは好走するものの、G1では勝負にならず未勝利。ダートを試すも失敗し、終わったかのように見えました。
そんな6歳時のマイラーズC。あんまり勝てるとは思っていませんでしたが先行して押し切り、4歳時の同レース以来、実に丸2年振りの勝利の美酒でした。しかし良い事は続かず、以降7歳シーズンの終了まで勝てない時期が続きます。
その間、06年の関屋記念にて、現地で応援することもできました。
現地で応援できたのはそれが最初で最後です。

そろそろ引退だろうな・・・と思った07年も現役続行。8歳となり全盛期の力は残っていなさそうでしたが、中山記念をまさかの逃げ切り。またも2年振りの勝利と、4年振りの同レース制覇という珍記録(?)を残すことになりました。
その年のMCSをもって引退。長い長い現役生活でした。

ローエングリン

写真は社台スタリオンステーションにて。放牧中しか撮れず・・・
09年当時のもので、現在はレックススタッドに移動しています。
初年度は90頭以上種付けしましたが、毎年頭数が減ってきています。
このままではマズいので、そろそろ大物を出してアピールしておきたいところです。

01年のデビュー時には高校生。その後の数年は、自分にとって一番辛い時期でした。
そんな時期、いつも諦めず一生懸命走っているローエンには何度勇気を貰ったことか。
何となく参加したPOGから、もう11年。産駒を一口出資して追いかける!と決めたことも果たし、今ではG1にまで駒を進めています。
父の果たせなかったG1タイトルは産駒で獲ろう!そして父を大種牡馬に。
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名馬たちに会ってきた 第43回 フォーティナイナー

2012年11月27日 20:38

本来は今週のJCDに縁のある馬を取り上げるところですが、個人的な理由から別の馬で。
今回は大種牡馬フォーティナイナーのご登場。
残ってる写真が1つしかないという・・・

フォーティナイナー

父 Mr. Prospector
母 File (母父 Tom Rolfe)
戦績 19戦11勝
ハスケル招待H①、トラヴァースS①、シャンペンS①など

現役時代は知らず動画で見ただけ、成績や勝ち鞍は調べただけです。
三冠レースは2着が最高。同期にはシーキングザゴールドやBTらがいるようです。

種牡馬としても大成功し、96年には日本に輸入されました。
しかしSS全盛期とタイミングが悪かったのか、代表産駒はダート馬が多く芝G1勝ちはゼロ。母国に残してきた産駒が枝を拡げていることを考えると、どうしても宝の持ち腐れ感が否めません。
しかし、エンドスウィープを経由しての孫の代では、芝G1を幾つも勝っています。
アメリカではディストーティドヒューマーからのラインが最も繁栄しています。

写真はJBBA静内種馬場にて。
現在は功労馬として余生を送っています。長生きしてほしいですね。

名馬たちに会ってきた 第42回 メイショウサムソン

2012年10月23日 23:30

今週は天皇賞(秋)です。
ならば秋天にちなんだ馬を・・・と思って最初に目をつけたのがダイワメジャーでした。
ただ、今年の自分の立場で「父仔2代制覇が懸かります」とはとても書けないんで、代わりに登場していただいた(←失礼)のがメイショウサムソンです。
稀代の一発屋種牡馬オペラハウスの二発目が彼です。

メイショウサムソン

父 オペラハウス
母 マイヴィヴィアン (母父 ダンシングブレーヴ)
戦績 27戦9勝
東京優駿①、天皇賞(春)①、天皇賞(秋)①、皐月賞①

夏の小倉でデビューし、初勝利には3戦を要します。
野路菊Sで連勝するも、史上最強の萩Sでは2歳チャンピオンになるフサイチリシャールや、後のライバル、ドリームパスポートら(あとロジック)に敗れて4着。地味めの血統もあってか、この時点での評価はクラシック候補とはいえませんでした。
その後2戦し1勝。2歳時に7戦も積み重ねたキャリアが、翌年実を結ぶことに。

メイショウサムソン

3歳初戦のきさらぎ賞ではドリパスの2着に甘んじるも、スプリングSで逆転。接戦の末リシャールも下し、重賞初勝利を飾ります。それでも評価は低いまま(というか周りが凄かった)、伏兵の立場で皐月賞へ。
大物馬主キンコンカン対決と銘打たれた(かどうかは不明)レースは、彼ら3頭をぶった切ってドリパスとのワンツーという大荒れの結果に。波乱の立役者として1冠目を勝ち取りました。
自分はスプリングS組を重く見ており2頭とも買ってましたが、本命が5着で痛恨・・・

続くダービーは一転して1番人気に推されます。そこでも最も危なげのないレースを見せ、見事に二冠達成。地味な血統と鞍上が、デビューから11戦目にしてようやく世代の頂点に立ちました。苦労人同士のコンビはファンにも共感を与えます。

メイショウサムソン

秋初戦の神戸新聞杯では、ここ3戦先着してきたライバルに逆転を許し、菊花賞も4着に敗れ残念ながら2年連続での三冠馬誕生は成らず。
JC、有馬も走りますが、ディープインパクトの前に成す術なく敗れてしまいます。

4歳初戦の大阪杯は横綱相撲で優勝。本番の春天では、昨年の菊花賞のイメージから1番人気を譲りますが、エリモエクスパイアを内から差し返す根性を見せてG1・3勝目。宝塚記念ではドバイ、香港帰りのアドマイヤムーンに敗れて2着となり春シーズンを終えます。

メイショウサムソン

秋からは乗り替わり。平成の盾男を背に、ぶっつけで天皇賞春秋連覇を達成します。三冠とセットだったら前代未聞の快挙だったんですが・・・
その後2戦は未勝利。
5歳になっても現役続行。G1・2着2回と力を見せ、秋には凱旋門賞にも遠征しますが、結局年内未勝利で有馬記念を最後に引退となりました。

メイショウサムソン

写真は社台スタリオンステーションにて。ちょっと意外な社台入りでした。
錚々たるスタリオンの面々に比べると少ないですが、毎年100頭以上の牝馬を集めてます。
初年度産駒は今のところ走っているとはいえませんが、まだまだこれから。
現役時代のように最初は苦労して苦労して・・・それが数年後に実を結ぶかも?

名馬たちに会ってきた 第41回 マヤノトップガン

2012年10月20日 00:31

今週は菊花賞です。
春の実績馬もいいですが、楽しみなのは夏の上がり馬。
ということで今回は上がり馬の代表格の1頭、マヤノトップガンのご登場。
自分が初めて競馬の予想をした時の勝ち馬であり、強く思い出に残っています。

マヤノトップガン

父 ブライアンズタイム
母 アルプミープリーズ (母父 Blushing Groom)
戦績 21戦8勝
有馬記念①、宝塚記念①、天皇賞(春)①、菊花賞①

マヤノトップガン

デビューは3歳になってから。初勝利に4戦、2勝目にはさらに3戦を要し、9戦目のやまゆりSで3勝目。クラシックに駒を進めます。当時は菊花賞が11月に施行されていて、トライアルも神戸新聞杯から京都新聞杯と2走してから本番というローテが可能だったみたいです。
トライアルは2戦とも2着。そして初のG1挑戦が菊花賞でした。

マヤノトップガン

皐月賞馬不在、ダービー馬は秋不振の中、レースは4番手で先行馬を見つつ2度目の4コーナーでは早くも先頭、そしてそのまま押し切ってG1初挑戦で初戴冠を果たしました。
続く有馬記念は6番人気とやや低評価でしたが、ナリタブライアンやヒシアマゾンら人気の4歳馬を抑えて逃げ切り勝ち。これにより年度代表馬にも選出されました。

4歳初戦は今でも語り草になっている阪神大賞典。
レースは4コーナーで既にナリタブライアンとマッチレースの様相。阪神の直線を全て使っての追い比べは滅多にお目にかかれるもんじゃありません。結果惜しくもアタマ差届かず。
激戦の疲れなのか分かりませんが、続く春天では大敗してしまいます。
メンバーの落ちた宝塚はキッチリ勝つも、秋の3戦は未勝利で終えてしまいました。

マヤノトップガン

5歳初戦の阪神大賞典は貫禄勝ち。落とせないレースは確実に取れるタイプのようです。
そして結果的に最後のレースとなってしまった2度目の春天。
自分が初めて競馬の予想をしたのがこのレースでした。たしか前日のスポーツニュースで特集されていて、なんとなく、名前だけで決めた記憶があります。
レースはサクラローレルが早めに動き、マーベラスサンデーがマークする形。対してトップガンは我関せずというか、最後の直線に入ってもまだ後方。当時素人だった自分はよく分かりませんでしたが、馬券を買ってた人の大半は諦めたそうです。
しかしそこから一気の脚。マーベラスもローレルもアッサリ交わし、3強対決を制します。

当時中学生だった自分を「予想なんて案外簡単じゃね?」と勘違いさせる結果に。つまりトップガンがあの時春天を勝ってなかったら、今の自分はここまで競馬にのめり込んでいなかったのかもしれないっていうことです。
トップガンのおかげなんですね。
いや・・・トップガンのせいでもある。

マヤノトップガン

写真は優駿スタリオンステーションにて。
種牡馬としてはG2までは勝つもののG1に届かないという、歯がゆい成績が続きます。
長らく安定して多くの頭数をキープしてきたものの、年齢もあり近年は減少傾向。
目立った後継もおらず残されたチャンスは少ないでしょうが、諦めずに頑張ってほしいです。

名馬たちに会ってきた 第40回 マーベラスサンデー

2012年06月20日 23:34

今週は「あなたの、そして私の夢が走る」グランプリ宝塚記念です。
宝塚記念といえば、「悲願の初G1タイトル」をイメージする人も多いでしょう。
今回はその中の1頭、マーベラスサンデーです。

マーベラスサンデー

父 サンデーサイレンス
母 モミジダンサー (母父 ヴァイスリーガル)
戦績 15戦10勝
宝塚記念①、京都大賞典①、大阪杯①、有馬記念②、天皇賞(春)③

正直言いますと、現役時代はほぼリアルタイムを外してます。
1戦を除いて、見たのは映像だけです。

マーベラスサンデー

SSの初年度産駒で、フジキセキやダンスパートナーなどと同期。
しかしデビュー前の骨折で大きく出遅れ、デビュー後連勝するもまた骨折し、本格的に出世を始めたのは古馬になってからのこと。

復帰後は順調に勝ち進み、重賞4連勝で秋天へ。
そこで初めて相見えた3強、マヤノトップガンとサクラローレル。
G1初挑戦ながら2番人気に推されるも、3歳馬バブルガムフェローの快挙の前に4着。
ちなみにひとつ上の3着はサクラローレル
有馬も3強対決となりますが、惜しくも2着。ちなみに勝ったのはサクラローレル

マーベラスサンデー

5歳初戦の大阪杯を勝ち、3度目の3強対決は97年の春天でした。
早めに動いたローレルを追いかける形で進めますが、直線でトップガンの追い込みに遭い、ローレルを捕らえることもできず3着まで。ということで、ひとつ上の2着はサクラローレル
結局、3強対決になったレースでは唯一G1を勝てておらず、おまけに全てローレルのひとつ下の着順に甘んじてしまうという、ある意味屈辱的な結果に。
このレースだけはリアルタイムで見てました。

マーベラスサンデー

そんな彼にもチャンスが回ってきます。
2頭がいない宝塚記念では、バブルらを抑えて悲願の初G1タイトルを獲得。
しかしまた骨折してしまいます。
ぶっつけ出走となった有馬記念では、エアグルーヴには先着するも、3歳馬シルクジャスティスの強襲に遭い2着まで。
その後、復帰を待たずに屈腱炎を発症してしまい引退となりました。

マーベラスサンデー

写真は優駿スタリオンステーションにて。
非社台の種牡馬としてはかなり優秀であり、毎年20位前後をキープしています。
キングジョイでJ・G1を制覇し、平地でも自身が目の前で有馬記念を奪われた憎き(?)シルクから、シルクフェイマスを輩出するなどして、オープンクラスでも存在感を示しています。


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